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「夜の発明・力をあわせたくない日」 (未來、彗星集 2016年6月号掲載分)


『未來、彗星集』 2016年6月号掲載分 (10首)


「夜の発明・力をあわせたくない日」 ヨシダジャック

声がまだ発明されていないころ何処にいたのかぼくらの歌は

抽斗に閉じこめられた金髪の少女のように光るたましい
 
きみがまだ発明されていないころ何処にいたのかそのたましいは

夜市で熟れた葡萄とたましいを取り換えているメフィストフェレス

夜がまだ発明されていないころ何処にいたのかぼくらの夢は

熊島に住むもの 飛べぬ熊 力のない熊 その恋人の熊

力を合わせたくない日なんです という言いわけが通った日、雨

顔色の悪い女神がやって来て「感じなさい」と言った夕暮れ

いまきみが感じているのは森さんの手でつくられたにせの重力

初めての熊と僕との握手会 剥製の手に力こもらず


※選者の加藤治郎さんから、次のような評をいただきました。感謝します。
『言葉が連鎖する一連である。夜が発明されるものだと思うとき、それは不思議な存在となる。まだ居場所のない夢が何処かを彷徨う。そんな自在な想念を導く楽しさがある。』


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