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538. 誕生祝のボウル (Today's Soup)

15-16世紀のフィレンツェ、トスカーナ地方では、女性が出産したときのお祝いに、「バース・ボウル」や「バース・トレイ」(誕生祝のボウル、トレイ)を贈る習慣があった。ヨーロッパの美術館には、ルネサンス期の美しい装飾が施されたボウルやトレイが今でも多く残されていて、楽しませてくれる。
ボウルを贈るのは、そこにスープや菓子を入れて母体の健康や安寧を願い、そして祝福するというような意味が込められていたらしい。実際には、贈物としての装飾品という性格が強く、多くは実用品というより、女性の寝室に飾るものであったらしい。


VA.jpg


画像は、ロンドンのV&Aミュージアムの所蔵品である。
美しさに、ためいきが出る。
しかし、この時代の女性にとって、妊娠、出産はとても危険でリスキーだったことを付け加えておかねばならない。それだけに喜びも、祝福の声も、ひとしおであったに違いない。お祝いのボウルもこれが美しすぎるということはないのである。

なおこの作品は、16世紀のフィレンツェのもので、木製のボウルには”ヘラクレスの誕生”が描かれている。作者は、「from the circle of Giovanni Battista Franco, Florence, Italy, 1530-40」とクレジットされている。





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