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740. ヴィーチェスラフ・ネズヴァル 少女ヴァレリエと不思議な一週間 (ぼくらの本が歌う時)


ネズヴァル  ネズヴァル2


「少女ヴァレリエと不思議な一週間」(1945)は、シュルレアリストの詩人による少女の物語である。作家自身はゴシック小説であると説明している。ならば、ゴシック小説の定番である神秘、幻想、怪奇、宿命、古城・古い館、廃墟、幽霊などのモチーフが満載なのかということになるが、答えは”然り”、である。では、歌はいかに歌われるのか?

「ぼくたちが大声を出したら」と少年は言った、「こだまが僕の声を七回返してくるよ」
「叫ばないで」と妹は答えた。「本当に岩山のなかにいて、あなたが大声で助けを呼んでいるように思えてしまうから」
「おやすみ」と少年は森に向かって叫んだ。
「おやすみ」とこだまが返し、岸壁の上の最初の枯葉を動かした。
(赤塚若樹訳)


歌は、この”こだま”の後で歌われる。
その歌は、こだまとおなじように”おやすみ”を唱えて、少女を眠らせる。物語を閉じさせる。



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