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752. ナイチンゲールとばらの花 (ぼくらの本が歌う時)


Happy_prince.jpg
("The Happy Prince" ,Illustration for the first edition by Walter Crane)


「ナイチンゲールとばらの花」(1888)、オスカー・ワイルドが書いた童話のひとつである。
「幸福の王子」と同じく、物語には、ワイルドらしい愛とかなしみと美しさにみちており、同時に絶望と悲惨と皮肉にあふれている。童話と銘されているが、いったい誰がこの作品を子どもに読んでやろうと思うだろうか?

「赤いばらがほしければ、月明かりのなかで音楽からそれを作りだして、あんた自身の胸の血でもって染めなければいけない。棘に胸を押しつけてわたしに歌ってくれなければいけない。夜もすがら歌ってくれなければいけないし、棘があんたの心臓を突きささなければならず、あんたの生き血がわたしの葉脈のなかへ流れこんで、わたしのものにならねばならないのだ」
(西村孝次訳)


引用部は、ばらの木がナイチンゲールに話しかける場面。
この後、当然のようにナイチンゲールはかなしみにみちた歌をうたい、そして殉死することになるのである。




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