スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

754. 最初の舞踏会 (ぼくらの本が歌う時)


カリントン  カリントン2


レオノラ・カリントン(レオノーラ・キャリントン 1917-2011)は、シュルレアリスムの画家であり、小説や詩も書いた。その才能とエネルギーは、羨むばかりである。この1930年代に書かれた 「最初の舞踏会」 という短篇にしても、とんでもない傑作だと思うのである。いや、傑作などというよりも、もっと凄いものと言っておいたほうがよさそうだ。

 かれこれするうちに時が経って階下から音楽が聞こえてくると、あたしは言いました、
「さあ、行ってらっしゃい。忘れてならないことは、お母さまのそばに決して寄ってはいけないということ。お母さまだけは、あたしでないことを必ず見破ってしまいますからね。でもほかのひとは、誰もあたしを知らないわ。うまくおやりなさい」
 別れるとき、接吻してやりましたが、ハイエナにはとても強い臭いがありました。
(澁澤龍彦訳)


邦訳は、創元文庫版『怪奇小説傑作集4 フランス編』に所収されている。
このアンソロジーはまた、自信を持ってお薦めできる一冊でもある。
でもまあ、他人のおすすめなんてちっとも当てにはならないわけであるが。



にほんブログ村 本ブログへ



関連記事
スポンサーサイト

⇒comment

Secret

被災地の学生を応援しよう!
プロフィール

jacksbeans

Author:jacksbeans
ようこそ!
記事のカテゴリ区分は、
①自転車、②図書室、③青、④メキシコ、⑤フルーツ、⑥階段、⑦画家、⑧スープ、⑨音楽、⑩綠、です



にほんブログ村 本ブログへ

ブログ村ランキング参加中、
クリックしていただけると幸いです。

カテゴリ
月別アーカイブ
04  12  09  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04 
検索フォーム
最新コメント
最新記事
PVアクセスランキング/海外文学
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。