909. 青緑  (Studies in Green)


青緑


青緑(あおみどり)は、緑と青の間色。寒色のひとつ。青緑を示す単色光の波長は、およそ490~500nm付近であり、短波長になるほど青みがかった色に、長波長になるほど緑みがかった色になる。 (Wikipedia)




青緑は、ちゃんと自立した色である。日本の伝統色のひとつでもある。
しかし一方で、青と緑のあいだの宙ぶらりんの存在であるというような立場から遁れていない。
そんなことを思ったりしたのは、大原美術館で松本俊介の「都会」(1940)を久しぶりに見たからである。


松本竣介、都会1940


この時期の松本は、青を多用していた。
緑色を中心とした作品もいくつかあるが、圧倒的に青が主体になっていたと言えると思う。
この「都会」という作品も、画集や、WEBの画像を見ていると、明確に青を基調とした作品であるように見える。
しかし、

大原美術館で実際の作品を見ていると、この絵は、青と緑の中間のところで浮かんでいるのだと、そんなふうに思えてくる。あるいは、青く塗られた絵は(おそらく自らの意思で)時間とともに緑にかわってきているのだと、そんなふうに思えてくるのである。
(続く)



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