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912. シュティフター 森の泉 (Studies in Green)


ブリギッタ・森の泉


アーダルベルト・シュティフターの短篇 「森の泉」(1866) は、"世にも美しい人"についての物語である。
そんなものが存在した時代もあったのである。

少女が言った。「あたし、まだ青い森を見たことがないんですもの」
「行ってみたら、あれだって緑だよ」と老人が言った。
「森ってみんな緑なんだぜ、カタリーナ」少年が言った。
「じゃ、ただ青く光って見えるだけなのね」と少女がたずねた。
(高安国世訳)


シュティフターは、主に短篇を書いた。
当時としても少し古めかしく静かでやすらぎにみちた小説を書いた。
当然ながら、今読むと、古色蒼然とした作品とみなされてしまうかもしれない。
しかし、その淡々とした文章の向うに、"世にも美しい物語"が広がっているのを見るとき、実際には古めかしさよりも清冽さを感じてしまうことになるのである。



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