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757. フルーテッド・ガールズ (ぼくらの本が歌う時)


第六ポンプ  第六ポンプ、2


パオロ・バチガルピの短編 「フルーテッド・ガールズ」(2003)、
短編集 『第六ポンプ、その他の短編』 (2008、ローカス賞受賞) に所収の一篇。
感想は、もう、すばらしいの一言で、バチオガルピは短篇もすごいんだなあ!と開いた口が塞がらなかったかもしれない。
ちなみに作品のタイトルは、(楽器の)”フルート化された少女たち”の意味である。念のため。

 フルーテッド・ガールズが中央のステージに立っても、最初はだれも見ていなかった。たんに風変わりな存在だった。白い肌の天使が抱きあっているだけ。(中略)
 演奏開始。まずリディアの体が鳴りはじめる。開放音が全身の開いた鍵から流れ出す。続いてニアの体を鳴らす。二人の体に吹きこまれる息がもの悲しい音を響かせる。
(中原尚哉訳)


物語は、楽器として生体改造され、秘密のパーティでステージに立たされる姉妹のはなし。
といっても、単なるワンアイデア・ストーリーではない。
導入部、展開部、そして結末に至るまで、魅力と驚きにみちている。
特に、この結末には感嘆した。
いやちょっと自分なりに陳腐なラストシーンをイメージしていたものだから余計に。



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