★池田満寿夫 ロマンチックな風景

池田満寿夫は、ひところ、本の装丁・挿画に仕事として本格的に取り組んでいた。単に絵を描くというのではなく、また特装本とか私家本とか豆本とかの特別な本だけではなく、ブックデザインそのものにプロとして正面から取り組んでいた時期があったらしい。だから、今、残された作品を見ると、池田自身の版画や絵をそのまま使ったものだけではなく、いろんな手法のものが雑多に並ぶことになる。池田らしさをあえて抑えたものもあって物足りなさを感じたりもする。しかし、それも含めて面白いと思うのである。かくしてささやかなブックコレクションがスタートする。
例えば70年代の角川文庫の海外文学シリーズには池田のデザインが多い。コクトーの怖るべき子供たち、バタイユのマダム エトワルダ、カフカの変身、…こんなものを見つけたからには、誰もが集めたくなること必至、そう思うのである。


ロマティックな風景1965


今、『池田満寿夫 Book work』(78年、形象社)という本を眺めている。もちろん池田のブックデザイン集から「自転車」を描いたものを探しているのである。しかし…、そう都合よくは見つからない。
結局、初期の版画作品から「ロマンチックな風景」(1965)を眺めなおしている。こんなに自転車が似合う女性は滅多にいないと思うのだが、どうだろうか。



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