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1206. 駅/グランド・セントラル駅 (NYC百景)


グランドセントラルCIMG9426 (2)


空港からのバスを下りると、そこはグランド・セントラル駅だった。
ニューヨークを舞台にした三文小説は、よくそんな始まり方をする。
(山形浩生「ニューヨーク物見遊山」)


ということで、今日の記事は「グランド・セントラル駅」である。
最近の東京駅構内の様変わりの状況を見ていると、今更、駅ナカの賑わいについて書いても仕方がないような気はするが、グランド・セントラルの駅ナカも、なかなかのものなのである。といっても、ニューヨークばななを売っているというわけではない。見るべきは、歴史のある地下のダイニング・コンコース、プラネタリウムを思わせる天井画、そして24時間営業のAppleストア、といったところだろうか。ジャック・フィニイの小説に登場する秘密の地下フロアは、残念ながら発見できなかった。


applestore.jpg


はじめは、誰の注意もひかずにすりぬけてゆく。しかし、グランド・セントラルに近づくにつれて、小売店の集まった地域で、突然みんながこちらに気づく。どっちを向いても、疑わしげな厳しい目がこちらをねめつけて、こちらの後を追い、背後をふさぎ、ブツブツ言いながら行く手にも立ち現れる   地獄の業火のような憎悪をうかべた顔が全方向から包囲をせばめてくる。ほかの連中もその後ろに群がる・・・・・・(中略)
ビリーは青酸とガラスの破片ピストルを抜いて、群衆に血路をぶちぬく。ブレードランナーたちはそこを駆けぬける。
(バロウズ「ブレードランナー」、山形浩生訳)


ウィリアムズ・S・バロウズの小説「プレードランナー」(1979,1986)にも、グランド・セントラルが登場する。
物語のクライマックス、ブレードランナーと暴徒たちが集う舞台がこの駅なのである。
念の為、書き添えると、この小説とリドリー・スコットの映画「ブレードランナー」とはまったく関係が無い。ただし、両方とも名作であることは同じである。



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