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☆書斎の聖ジェローム

「書斎の聖ジェローム」(St. Jerome in his study) は、古くから多くの画家が描いてきた主題である。
おまけに聖ジェローム(聖ヒエロニムス) は、図書館の守護聖人でもあるときては、末席ながらも図書館ブロガーを名乗るものとしては記事を書かずにゃいられない。
しかしながら、問題は、魅力的な絵ばかりで、どの絵を誰の絵を取り上げていいか迷うばかりだということである。ダ・ヴィンチ、デューラー、レンブラント、カラヴァッジオ、ヤン・ファン・フェイク、ジョット・ディ・ボンドーネ、クラナッハ(父)・・・、それはもうビッグネームが勢揃いなのである。この中から一枚を選ぶ、なんてとてもじゃないが無理である。ただ、15世紀、ルネッサンスの画家、アントネロ・ダ・メッシーナの絵については、ちょっと書いておきたい気がする。


①聖ジェローム300px-Antonello_da_Messina_012
(Antonello da Messina、「San Gerolamo nello studio」、1474-1475)


この「書斎の聖ジェローム」の絵は、とても不思議な絵である。大きな建物の中に(?)オープンセットのような書斎が置かれている。入れ子のような、なんとも奇妙な構造の作品に驚くばかり。
こんな書斎があるものか。こんな不思議な空間があるものか。初めて見た時は、ジョゼフ・コーネルを思いだした。これって「コーネルの箱」じゃないか?それにいったい、聖ジェロームが居るのは、建物の中なのか外なのかそれすらわからない。まるで映画か舞台のセットでなにかを演じているかのよう。なんとも変。なんとも奇妙。それなのになぜにこんなに魅力的なのか・・。


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No title

はじめまして。アントネロ・ダ・メッシーナの『書斎の聖ヒエロニムス』の書斎の不思議さについて語っていらっしゃるので、『同志がいる!』と、思わずコメントしてしまいました。ほんとに何が魅力的なのか分からない魅力がありますよね。私もちょっと同じ主題で駄文を書いてみましたので、よろしければご訪問くださいませ。

おはようございます

コメント、ありがどうございました。
今見ると、たしかに不思議な絵ですよね。ただ、15世紀のヨーロッパの画家にとってもほんとうに不思議な絵だったのかどうかは、ほとんど知識がありません。どうだったのでしょうか?

あとでゆっくりとうかがわせていただきます。

No title

jacksbeans 様

ご訪問いただいた上、ご感想までいただき有難うございます。
訳あってコメント欄を無くしているので、お手数をおかけしました。ごめんなさい。
わたしも、ちょくちょく書評を拝見しております。
『193.バベルの図書館』のように、全編パロディかと思ったら、
NATARAJは実在しているというボルヘス的に油断ならない書評もありますが(笑)。
個人的には『Amazing Libraries』のシリーズ化に期待しております。
おすすめは、ケルズの書のあるトリニティカレッジのロングルームと
ミケランジェロの階段室のあるラウレンツィアーナ図書館です。
(もう、いらっしゃったかもしれませんが)
とりあえず、ご訪問の御礼まで。  ヨナデン・ロクタ

こんにちは

ヨナデン・ロクタ さま

こちらこそ、何度もありがとうございます。
ところで、「書斎の聖ジェローム」の記事の中でふれられていたレメディオス・バロの絵、おもしろいですね。
居住装置2の記事を合わせて読むと、興味がどんどん増すばかり。ちょっとまとめて見たくなりました。

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