☆「書斎の作家」の肖像

作家と画家の距離が今よりぐうーんと近かった時代、「書斎の作家」の肖像画も素晴らしいものが幾つも生まれて来た。今となっては、その幸せな時代を、羨ましく眺めることができるだけである。


エドゥアール・マネ「エミール・ゾラ」1868年


ひとつめの絵は、エドゥアール・マネの描いた「エミール・ゾラ」(1868)。これも、印象派の画家を強く擁護したゾラに対して、感謝の証として描かれたものと思っておけばいい筈なのだが・・・。
しかし、書斎に置かれた本や絵(ベラスケス、浮世絵、琳派の屏風絵等)は、ゾラのものではなく、マネの趣味によるものであるという見方もあって、そうは簡単に眺めさせてはくれないようなのである。
(パリ、オルセー美術館所蔵)


logo.jpg  ラディゲ



ふたつめは、ジャック=エミール・ブランシュの「ジェイムズ・ジョイス」(1935)、そして「レイモン・ラディゲ」(1920)の肖像。
ブランシュは交友関係が広く、同時代の作家、詩人や文化人のポートレイトを数多く描いた。ラディゲやコクトーなどの若き詩人の肖像はもちろん心を撃つが、老いた作家の姿もまた印象的なのである。ジョイスの絵は、ロンドンのナショナルポートレイトギャラリーに所蔵。この美術館のサイトには「作家の肖像画ツアー」なるものもあるので、興味ある方はぜひ。


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