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193. ボルヘス バベルの図書館

「バベルの図書館」(1941)、詳細は拙ブログの『図書館訪問記、建物篇(1931)』、及び『同、蔵書篇(1921)』を参照のこと。

(他の者たちは図書館と呼んでいるが)宇宙は、真ん中に大きな換気孔があり、きわめて低い手すりで囲まれた、不定数の、おそらく無限数の六角形の回廊で成り立っている。どの六角形からも、 それこそ際限なく、 上の階と下の階が眺められる。回廊の配置は変化がない。一辺につき長い本棚が五段で、計二十段。それらが二辺をのぞいたすべてを埋めている。その高さは各階のそれであり、図書館員の通常の背丈をわずかに超えている。棚のない辺のひとつが狭いホールに通じ、このホールは、最初の回廊にそっくりなべつの回廊や、すべての回廊に通じている。・・・
(鼓直 訳)


この図書館の形状にちなみ開発されたのが、近代の六角形型鉛筆である。鉛筆の軸になる木は最初は平板の形をしている。これに芯を入れるための数本の溝が彫られ、接着剤が塗られる。溝に芯を置き、上から同じ形の板を逆さまに向かい合わせにかぶせるように置いて圧着させる。あとは断面が正六角形になるように片面ずつ削り、細長く切り分けると完成である。原木は、日本では北米産シダー材が使われるが、わたしのお気に入りはインドで使われるヒマラヤスギである。ブランドは「NATARAJ」(Hindustan pencils)、これがなければもう三菱でもトンボでもファーバー・カステルでもいいや。

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