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216. マーク・トウェイン アオカケスの困ったこと

「アオカケスの困ったこと」は、トウェインの作品集『トランプ・アブロード』(1880)に収録の一篇。
トウェインらしい寓意に富んだ掌編である。
ところで、アオカケスって日本にもいるんだったか?瑠璃カケスでも尾長でもないやつ?

もちろん、動物は話をし合う。そのことに疑問はない。しかし、その話を理解できる人間は極めて少ないのではないかと思う。私の知る限りでは一人しかいない。その一人についても当人がわたしに語ってくれたからである。彼はかなり長いこと、カリフォルニアの森と山の間にある淋しい僻地で暮らしていた。中年の真面目な鉱夫だった。その間、唯一の隣人である獣や野鳥の習性を研究して、とうとうその動物たちのどんな言葉も正確に翻訳できると信ずるに至った。ジム・ベイカーという男である。(中略)
ベイカーは長い間注意深く観察した結果、野鳥や獣の中でアオカケスが最上の話し家であるという結論に到達したのだと言った。
(勝浦吉雄訳)


この作品集は、『ヨーロッパ放浪記』のタイトルで邦訳されている。つまり旅行記のようなものである。そしてこの旅行記が、とてもとても楽しい。ゲーテからチェ・ゲバラまで、紀貫之から宮脇俊三まで、わたしは紀行文が大好きなのであるが、トウェインのこの旅行記もすっかり手放せなくなったのでありました。


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