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250. ろばの皮 (ペロー童話集)

「ろばの皮」(1694)は、『ペロー童話集』のなかの一篇。
韻文で書かれたこの物語は、形式も内容も風変わりで、童話だとか昔話だとはとても思えない。ペローらしい教訓が前後に添えられているものの、もちろんそんなものはまやかしで、やわな読者なら瀕死につながるような強力な毒が物語の奥に隠されている。

「わかっていますよ」、王女を見ると仙女はいいました。(中略)
たしかにお父上はあなたと結婚したがっておいでです。
その気違いじみた望みを聞き入れたりすれば
大きな過ちとなるでしょうが、
逆らわずに拒むこともできるのです。

お父上にお願いしなさい
あなたの望みをかなえるため、
お父上の愛にあなたの心をまかせる前に、
空の色のドレスを是非ください、と。
(新倉朗子訳)


ペローの童話集は、やはり豪華な挿絵つきの本で読みたい。邦訳でも、ハリー・クラークのイラストが付いた新書館版、片山健の装画が付いた河出版「長靴をはいた猫」、等々、多彩で目移りがする。岩波文庫版も、枚数は少ないものの、原本刊行時の挿絵が見られるのが愉しいのである。




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