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423. クリスティーナ・ロセッティ 妖魔の市 (フルーツ小説百選)

クリスティーナ


クリスティーナ・ロセッティ(1830-1894)は、イギリス、ヴィクトリア朝の詩人。ダンテ・ゲィブリエル・ロセッティの妹。「妖魔の市」(原題「Goblin Market」、1862)は、妖魔におびやかされる少女たちの夢の世界を描いた寓話。(画像は、ローレンス・ハウスマンの挿画)

朝ごとに夕ごとに
むすめらは小鬼の呼ぶ声をきいた
「おいで おれたちの果物を
買いにおいで おいで
りんごに まるめろ
レモンに オレンジ
つぶらなさくらんぼ
メロンに 木いちご
ほんのりうぶ毛の桃に
黒く熟れた桑の実
野育ちのつるこけもも
野りんごに 藪いちご
パイナップルに 黒いちご
あんずに 草いちご   
さわやかな夏の日の
好天にめぐまれて
日を重ね 夜を重ね
みんないまが食べごろ
おいで 買いにおいで・・・」
(矢川澄子訳)


もちろんここには色とりどりの果物が用意されていて、少女たちを誘う。それがゴブリンの罠であるとわかっていながら魅かれてしまう。「おいで 買いにおいで・・・」という声が耳について離れない。フルーツ好きならまさにいちころ。買いにいきたくなる。食べずにいられなくなる。この物語の主人公である姉妹も、ひとりが果物を口にしてしまう。もうひとりが助けようとする。結末はお楽しみ。



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