スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

451. ナシといっしょに売られた子 (フルーツ小説百選)

「ナシといっしょに売られた子」は、イタロ・カルヴィーノがまとめたイタリア民話集の中の一篇。
"グリム童話集"に匹敵するものをという出版社からの依頼で、イタリア全土から200篇の民話を採取し、編纂し、再話したのがこの民話集だという。・・たしかに、グリムにも、ぺローにも匹敵する、わくわくとする物語がここにはあるのである。

むかし、ある男の家の庭に、一本のナシの木がありました。その木からは、一年に四かごものナシがとれました。
ところが、ある年のこと、三かご半しか、ナシのとれないことがありました。でも、王さまのところへは、どうしても四かごもっていかなくてはならないので、男はすっかりとほうにくれてしまいました。四つのかごを、どうやっていっぱいにしようかと、考えに考えて、男は、とうとう、すえむすめをかごにいれ、その上に、ナシの実とナシの葉をいれることにしました。
(安藤美紀夫訳)


この冒頭の一節を読むと、なにやら昔話にありがちな残酷でかわいそうな話が展開していきそうな雰囲気である。ところが、おっと、予想外の方向に物語は進行し、なんと結末は・・・、めでたしめでたしとなるのでありました。
この民話集のなかでは、「カナリヤ王子」という大好きな一篇があるのだが、この"なしっ子"も、なんだか、ふんわりとした話で、すっかり魅せられてしまったのでありました。



にほんブログ村 本ブログ 海外文学へ





関連記事
スポンサーサイト

⇒comment

Secret

被災地の学生を応援しよう!
プロフィール

jacksbeans

Author:jacksbeans
ようこそ!
記事のカテゴリ区分は、
①自転車、②図書室、③青、④メキシコ、⑤フルーツ、⑥階段、⑦画家、⑧スープ、⑨音楽、⑩綠、です



にほんブログ村 本ブログへ

ブログ村ランキング参加中、
クリックしていただけると幸いです。

カテゴリ
月別アーカイブ
04  12  09  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04 
検索フォーム
最新記事
PVアクセスランキング/海外文学
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。