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479. ポール・ヴァレリー "災いの果実" 

ヴァレリーの遺した大量の"覚書"のなかから、ひとつを引用してみる。
彼が死の直前まで書きつづけた手帖にのこされたものである。
邦訳は、筑摩書房版ヴァレリー全集の『カイエB1910』に所収。

災いの果実
樹木は、もはや保持できないほどに重くなった果実をゆさぶる。果実を失うか、それとも自分が折れるか。自分のなかには二つのがあると、彼は呻くことになるのであろうか。
(村松剛訳)


もちろんこれは小説ではないし、詩でもエッセイでもない。
ただ手帖に残されたメモである。
メモではあるが、箴言のようなものとして読むこともできる。
わたしもそんなふうに読むことにしてみて、そして(軽くだけどね)、呻くことになった。



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