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498. エイミー・ベンダー 私の名前を呼んで (フルーツ小説百選)

Aimee Bender


「私の名前を呼んで」は、彼女のデビュー短編集『燃えるスカートの少女』(1998)に所収。
どの作品も、エイミー独特の直截的な言葉と感情が飛び交い、奇怪で奇妙に熱を帯びた風変わりな物語が展開されるのであるが、それでいてちゃあんと自分を見つめている「私」の姿が見えているので、読み手のほうも物語の中で迷子になる心配はない。安心して読もう。

彼の胸は日焼けしていてちょっとぷよぷよしている。女みたいにやわらかい乳首をしている。なぜか私は、その乳首を見るだけで苦しくなる。すごく脆く見える、これからごろごろと切られてエグゾティックなキウィ・サラダに入れられるのを待っている果肉みたい。それは私に彼の上にのっかり彼のやわらかい果物みたいな両方の乳首に私の両方の親指を押しあててエレベーターのボタンみたいにぎゅっと押したいという気分にさせる。
(管啓次郎訳)


安心して読もう、と書いた途端にこれだ! この乳首にまつわる表現には驚いた。ちょっと、ぎゅっとされるかと思ってびくついた。ほんとうにキミもそんな気分になったりするのかい?




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