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815. ローレンス・ブロック 泥棒は抽象画を描く (画家小説百選)

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偏愛するローレンス・ブロック、彼は幾つもの傑作長編シリーズをものしている。
泥棒バーニイ・シリーズも、そのひとつ。
「泥棒は抽象画を描く」 (原題、The Burglar Who Painted Like Mondrian、1983)は、その第五作である。・・・再読の感想は、もちろん、愉しくてたまらない。

愛するバーニイ、なんと本作では密室トリックに挑戦する。ただし、タイトルとは裏腹、抽象画を描いたりはしない。いや、スケッチならしていたから、この題名もあながち間違いではないのかな。

「今度のことがすべて片づいたら、あなたは何をすべきかわかる?」
「ああ、わかるよ」と私は言った。「一年から十年ってことだ」
「一年から十年?」
「刑期が」
「何よ」と彼女は言って、刑法のシステムを払いのけるように手を振った。「わたしは真面目に話してるのよ、バーン。今度のことがすべて片づけば、あなたはゆっくり落ち着いて、自分でモンドリアンを描いてそれを長椅子の上に掛ければいいのよ」
(田口俊樹訳)


作中、モンドリアンの贋作を描くのは、バーニイではなくて、ターンクウィストとデニーズという二人の画家である。二人は、合計5枚のモンドリアンを描く。
では、なぜ、5枚もの絵が必要であったのか?
バーニイは密室殺人の謎が解けるのか?
もうひとつの密室から誘拐された猫は無事なのか?
マットやバーニイの新作は、もう読めないのか?
ああ、疑問は尽きない。




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