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816. テオドール・シュトルム ある画家の作品 (画家小説百選)

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「ある画家の作品」(1867)は、シュトルム、中期の作品。
訳者によれば、これは”疲れ傷ついた芸術家の魂の再生の物語”である。
とすれば、主人公の画家の姿の向うには、シュトルム自身が透けて見えるということなのだろう。

「なにを考えていなさるね、ブルンケンさん」
「考えてたのはね、おやじさん、人間は手持ちの木から、おのが人生を切り出すべきだってことですよ」
(小山田豊訳)



当時50歳の作家は、妻の死、故国の併合、公職からの追放などの事情を抱えていたという。
そんな苦しみの状況の中で彼が考えていたことは・・・、
(作中の文章を借りれば)、

『人間は手持ちの木から、人生を切り出さねばならん』、

ということなのだという。
他者との関わりの中で、自分を使い切ることが大切なのだという。自分の大事な人格を使い切ることが重要なのだという。

以上、報告します。 



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