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856. アントニオ・タブッキ 夢のなかの夢 (画家小説百選)

Caravaggio.jpg
   (カラヴァッジョ、『聖マタイの召命』、322×340cm、1599-1600)


タブッキの連作短編集「夢のなかの夢」(1992)には、20篇の作品が収録されている。作家が愛する20人の芸術家たちが"見たかもしれない夢"を、巨匠たちへのオマージュの意味を込めて書き綴っている。

例えば、ここで引用する一篇のタイトルは、『画家にして激情家、カラヴァッジョことミケランジェロ・メリージの夢』、というものであるし、他の19篇も同じような形で、ダイダロス、オウィディウス、ヴィヨン、ラブレー、ゴヤ、ロートレック等の名を冠した題名が付けられている。

1599年1月1日の夜のこと、娼婦のベッドのなかで、画家にして激情家、ミケランジェロ・メリージ、通称カラヴァッジョは、神の訪問を受けた夢を見た。神がキリストのすがたをして訪れ、自分を指さしていた。ミケランジェロは居酒屋にいて、金貨を賭けて遊んでいる最中だった。(中略)
おれかい?おどろいてミケランジェロ・メリージは訊き返した。おれはお召しを受けるような聖人なんかじゃないぜ。たかが一介の罪深い民のおれが選ばれるはずがない。
(和田忠彦訳)


さて、"カラヴァッジョの見たかもしれない夢"とは、何か。
それは、彼の代表作の一つである『聖マタイの召命』という絵をめぐる物語が秘せられた夢である。
この素晴らしい絵が誕生するにあたって、いかなる秘密があったのか。
それがようくわかる仕掛けになっているのである。
以上、報告します。




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