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870. レイ・ブラッドベリ 刺青の男 (画家小説百選)

Illustrated_man.jpg


① 『刺青の男』(1951)は、短編集である。
18の短篇が所収された、比較的オーソドックスなSF小説集である。
ただし、18篇の前後に、奇妙なプロローグとエピローグが付けられたことで、作品集が特別ふしぎなものになった。


② 短編集の原題は、『THE ILLUSTRATED MAN』である。
作中にも、ちゃあんと書いてある。
「刺青ではなくて絵だ!」と。
邦題に不満があるわけではないので念のため。


③ ちなみに、その絵は、円熟期のエル・グレコが、掌のなかに入るほどのサイズのミニアチュールを描いたとしたら、こんなふうになるだろうという、そんな代物らしい。


④ では、その絵は誰が描いたのか?
この質問は、これまで意外に誰も気がつかなかったという類いの、根源的な問いであったような気がする。
いや、自画自賛ではありません。


⑤ では、その絵は誰が描いたのか?
その答えも、きちんと作中に用意されていた。


「・・描いた人は誰です。その人はどうなりました?」

「未来のなかに帰って行ったよ」と、男は言った。

(小笠原豊樹訳)



⑥ エルトン・ジョンの「 Rocket Man 」(1969)は、この作品集のなかの一篇「The Rocket Man」から想を得たものだという。わたしも、この歌は好きです。





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