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☆ 698. 大英博物館 (ミュージアムの階段)

British Museum, London - Elliott Erwitt, 1995
 (phot; 「British Museum, London」 - Elliott Erwitt, 1995 )


"大英博物館の階段"としてどの階段を選ぶかというのは、ちょっとした大問題(形容矛盾か?!)である。
正面玄関の階段か、メインホールの大階段か、グレートコートの閲覧室周りの階段か、それとも博物館内部のどこかちいさな階段を選ぶのか。さらに現在の姿か、古き良き時代の画像か・・・。悩みは尽きない。


South entrance and Museum forecourt

もちろん、この正面の姿も捨てがたい。
古代ギリシャ建築を模した円柱、三角形の破風、そして階段の組合せ、
まさに"ミュージアムの階段"の理想的な姿と言えなくもない。


Frederick York, Main Entrance Hall and Grand Staircase, a photograph1875
(phot; 「Main Entrance Hall and Grand Staircase」- Frederick York,1875)


しかし、どれか一枚ということであれば、わたしはこの写真にとらえられた古き時代の階段の姿を選んでみたい。フレデリック・ヨークという写真家が1875年に撮ったメイン・エントランス・ホールと大階段の写真である。・・・階段の半ばで立ち止まっている男たちは、撮影の機材をセットしていることに気づいて後戻りをしようとしたらしいと、写真にはそんなキャプションが付いている。一方、階段の入り口左側のベンチに腰を下ろしている二人の男はゆったりと落ち着いた様子である。こちらは、この写真のためのモデル役だったのだろうか。それとも、やはり写真家を気にして腰を上げようかどうか考えているところだったのか。いずれにしても、そんな瞬間の雰囲気を、写真家はみごとにとらえたに違いない。そう思うのである。




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階段シリーズまもなく完結

この階段のモノクロ画像、素敵ですね。最初のエリオット・アーウィットの黒々とした顔面も
素敵だけれど、1995年ならまだこの風景はどこかに存在している気がする。でも、この階段
の光景は、光の中に溶けかかっているような立ち往生の男性も含め、もう、どこにも存在して
いないという感覚がジワッと来る。
フレデリック・ヨークという写真家の biography を知りたかったのですが、なかなか探せず、
jacksbeans さんが参考にされていたアーカイブの別のキャプションの、ノッティング・ヒル
在住というヒントから、やっと探し出しました。
http://www.photolondon.org.uk/pages/details.asp?pid=1257

おはようございます

ヨナデン さん

いつもていねいなコメント、ありがとうございます。
「階段シリーズまもなく完結」とタイトルを書いてくださったように、そろそろ大団円の筈が、去年のPCのダウンの際に、このシリーズの為に準備していた画像の一部が失われていたことに今頃になって気づいたという始末で、ちょっとあたふたとしているところでした。大英博物館についても自前の写真がなくなってどうしようと頭を捻った結果の苦肉の策がこんな記事になりました。すこしでも目に留まるところがあったとすれば嬉しいです。…その"アーカイブ"のキャプションを読んでいたときに、実は、いちばん印象に残ったのは、この写真が1875年という写真の黎明期に撮られたということで、どんな機材だったのか、どれだけ長い露光時間をかけたんだ~、とか、しばし楽しませてもらいました。本当なら記事のなかにそのエピソードも盛り込みたかったのですが、力足らずでした。
PS、 http://www.photolondon.org.uk/pages/details.asp?pid=1257 にあるヨークの王立植物園の写真もなかなかいいですよね。あの植物園には、行きたい行きたいと思っていたのですが、結局行けずじまい。残念な記憶がよみがえりました^^

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